鹿屋市入りした吉田輝星(中央)、森木大智(右)の両投手=9日、市役所
鹿児島県鹿屋市で22日まで合宿するプロ野球オリックスの吉田輝星(24)、阪神の森木大智(21)の両投手が初日の9日、市役所を表敬訪問した。2人は「充実した環境で練習に没頭したい」と抱負を語った。
2人は共通のトレーナーの紹介で合宿先に鹿屋市を選んだ。2018年の夏の甲子園大会で準優勝し「金農旋風」を巻き起こした金足農業高校(秋田県)出身の吉田投手は、鹿屋市での合宿は4回目。高知県出身の森木投手は2回目で、共に鹿屋体育大学で練習する。
市は期間中に鹿児島黒牛を提供する予定。現在育成契約で、1軍登板を目指す森木投手は「鹿屋体大の最新設備で課題をデータ化して成長したい」。吉田投手は「地元に似て静かな雰囲気。おいしい肉も楽しんで、体作りに励む」と話した。