はしごの上で演技を繰り広げる隊員ら=指宿市の山川漁協
鹿児島県指宿市の消防出初め式が5日、同市の山川漁港であった。消防職員や市内23分団の団員ら約500人が出席し、日ごろの訓練の成果を披露した。
2019年度に結成されたはしご隊の演技では、高さ7メートルを超えるはしご2台が並んだ。太鼓の音やまといの演出に合わせて団員らが交代で上り、逆さまになったり、膝だけでバランスを取ったりして観衆を沸かせた。
救助訓練は、建物火災が発生し屋根の上に逃げ遅れた人がいる想定で、消火や救出の流れを再現。海に向けた5色の一斉放水や、市内の幼年・少年消防クラブによる訓練発表もあった。