特産品を贈られたジュビロ磐田のジョンハッチンソン監督(右から3人目)=20日、鹿児島市の白波スタジアム
鹿児島市で19日春季キャンプに入ったサッカーJ2のジュビロ磐田の歓迎式が20日、白波スタジアムであった。同チームを皮切りに、五つのプロサッカークラブが同市でキャンプを実施する。
練習前に開かれた歓迎式で、市や市議会、県から鹿児島黒牛や黒豚などが贈られた。同市でのキャンプは28回目。下鶴隆央市長は「日本一の黒牛や黒豚と温泉でエネルギーを養ってほしい」と激励した。選手やスタッフ約50人が2月1日まで同スタジアムで練習する。J2鳥栖から加入した上夷克典選手(28)=いちき串木野市、鹿児島城西高出身=も参加する。
ジュビロ磐田は昨季のJ1で18位となりJ2降格。昨年12月に就任したジョンハッチンソン監督(45)は「すばらしい環境でパフォーマンスを向上させ、1年でJ1復帰を目指したい」と決意を述べた。22日に同スタジアムで鹿児島ユナイテッドFCと練習試合をする。
市内では、韓国Kリーグの済州SKFC(18日〜2月4日)、J2のいわきFC(1月20〜29日)、今季J1復帰の清水エスパルス(23日〜2月1日)、J3の松本山雅FC(3〜16日)もキャンプを実施する。一般公開の詳細は各チームのホームページから。