バッティングを披露する松山竜平選手=19日、大崎町の大丸グラウンド
プロ野球選手らによる野球教室が19日、鹿児島県大崎町の大丸グラウンドであった。同町出身で広島の松山竜平選手ら6人が、小中学生約140人に打撃や守備のコツを教えた。
一般社団法人スポーツ観光おおさきが企画し初めて開催した。松山選手のほか、同町出身で投手として活躍した西武の榎田大樹コーチ、イースタン・リーグに参入するオイシックス新潟アルビレックスの篠田大聖選手が参加。町出身以外では広島の持丸泰輝、田村俊介の両選手、元広島でサムティ硬式野球部(兵庫)の曽根海成選手が訪れた。
小中学生は打撃や守備、投手、捕手に分かれて指導を受けた後、選手と走塁で対決したり、プレーを見学したりした。樋渡ドリームガールズ鹿児島の井上桃華さん=第一鹿屋中1年=は「プロのボールの速さに驚いた。曽根選手に守備を教えてもらえてよかった」。
松山選手は「明るく元気な雰囲気の教室で、いい一年の始まりになった。来年も子どもたちに野球の楽しさを伝えたい」と語った。