鹿児島中央駅西口駅前広場=2023年1月12日、本社チャーター機から撮影
鹿児島市は24日、鹿児島中央駅西口駅前広場にある送迎車用の駐車場(20分間無料、10台)を使用するために待機する車が原因で、広場内の走行車線に最大で休日15台、平日8台が並んでいるとの調査結果を明らかにした。広場内の渋滞の主な要因としている。
同日の市議会特別委員会で報告した。調査は2024年11月の午前6時~午後8時、平日と休日の2日間実施した。一般車、バス、タクシーが対象。走行車線に車が1台以上止まったのは、平日33回、休日30回あった。休日の午後5時半~6時には、広場内を通過する車と駐車場待機車を含め、信号待ちで車線に最大27台が並んだ。
特別委で市は、渋滞解消に向け、走行車線を明示する区画線や満車表示板の設置を検討しているとの方針を示した。市道路管理課の米倉文治課長は「交通の障害になるため、走行車線には車を止めないで。広場に入った際は、すみやかな退場に協力してほしい」と話した。