清掃センターピット内のごみから炎、一時高さ10メートルに…8時間半後に鎮火 分別せず捨てたリチウム電池やライター発火の可能性 霧島市

2025/01/31 21:30
火災が発生した霧島市敷根清掃センター=31日、同市国分敷根
火災が発生した霧島市敷根清掃センター=31日、同市国分敷根
 31日午前2時20分ごろ、鹿児島県霧島市国分敷根の市敷根清掃センターで火災が発生し、破砕前の可燃ごみの一部が燃えた。約8時間半後に鎮火した。けが人はいない。

 市や霧島署によると、回収したごみを一時的にためておく地下のコンクリート製「ごみピット」内でごみが発火した。市は、建物や焼却設備に焼損はなく「施設への影響はない」としている。可燃ごみなどの受け入れも通常通り実施する。勤務中の職員が「ごみピット内のごみが炎上している。炎の高さは10メートルほど」と119番した。

 市はリチウムイオン電池やカセットボンベ、使い切ってないライターなどが可燃ごみに混入し、火災の原因になった可能性が高いとみて、「分別に気をつけてほしい」と呼びかけている。

 8階建ての同センターは昨年12月29日にも、ケーブルの一部が発火し4階の一部を焼く火災が発生した。

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