鹿児島県薩摩川内市平佐町の川内駅構内で12日未明に発生した貨物列車の脱線事故で、JR九州とJR貨物は19日、現場に残る機関車と貨車の計2両をレールに載せ、移動した。発生から8日目で全車両が現場から移された。 JR九州によると、同日は貨車をレールに戻した後、作業員が手で押すなどして移動。機関車もレールに載せ、保守用車と連結して駅のホームへ動かした。 運休が続く鹿児島線川内-隈之城間の再開のめどはたっていない。