北陸コンピュータ・サービスでは、社員が仕事と子育てを両立できる環境を整えることで、すべての社員がその能力を十分に発揮できるよう取り組んでいます。その1つが「パパ育休」の推進です。
今回、育休取得経験がある男性社員3名の座談会を開催し、育休取得や復帰後の生活について語り合ってもらいました
谷さん:妊娠発覚時から育休取得を希望していましたが、子供が双子だとわかり、より長期での取得が必要だと感じました。また、周囲から産後鬱についての話を聞き妻をサポートしたいと思ったこともきっかけの一つです。また、自分の所属するチームでは長期でのパパ育休取得者がいなかったため、ぜひ模範となってほしいといわれました。
柳田さん:私も産後鬱についても心配していたのはもちろん、妻も仕事を持っていること、双方の両親が遠方に住んでいることが理由です。長女のときは有名人の育休取得のニュースが話題になっていました。次女のときは男性の育休取得者が増えてきており、パパ育休が浸透していると感じていました。
土田さん:長男のときも1か月ほど育休をいただきました。次男のときは上の子の世話があったので、生まれた日から育休を取得しました。
谷さん:初めての子育てで双子だったので戸惑いがありました。家事・育児を妻と分担していましたが、一日が一瞬で過ぎていきました。
柳田さん:私も妻と家事・育児を分担していました。上の子は保育園でしたが、下の子のミルクの準備や哺乳瓶の消毒などバタバタしていたら、あっという間にお迎えの時間になりました。
土田さん:私は夜に強いので、夜間のお世話を担当しつつ、上の子の送り迎えや食事の用意、洗濯など家事全般をしていました。お互いしっかり睡眠がとれるように妻と協力していました。
谷さん:どうしても妻の負担が大きかったので、育休を取得していなかったら、大変なことになっていたと思います。少しでも役に立ててよかったなと感じています。また、子供の成長をそばで見れて楽しかったです。
柳田さん:子供の成長を見れたのがよかったです。長女の時はバタバタしていたので、次女のときはもっとゆっくり見たいという思いも強く、新生児期は一瞬でしたが、しっかりみれてよかったです。
土田さん:長男のときは里帰り出産で、寝返りなどは妻からの報告で知りました。次男は側で成長を見ることができました。そして育児の大変さも再認識しました。
谷さん:復職前に上司と面談し、業務内容や残業について認識合わせをしました。徐々に業務になれるよう仕事を調整いただき助かりました。子の生活のリズムができてきましたが、それでも大人一人で双子のお世話をするのは大変です。妻は時短勤務ですが負担が偏らないように、定時で帰れるときは帰っています。
柳田さん:子の発熱時など職場からのサポートや配慮をいただいています。仕事の取り組み方としては、自分にしかできない作業をなくすように、共有・伝達や手順書の作成を意識するようになりました。
土田さん:子供の送迎のため育児時差出勤制度を利用しています。朝は自分が保育園に送っていき、帰りは時短勤務の妻が担当しています。
谷さん:子供が出来たら育休取得を推奨したいです。妻の話し相手になるだけでも育児の大変さを緩和できると思います。
柳田さん:子供が小さい時期は一瞬で戻ることはできません。小さいときを目に焼き付けてほしいなと思います。
土田さん:育休を取得しない理由はないかなと思います。収入面でも給付金などの制度があります。制度については、知らないことも多いかもしれないですが、より充実してきているように感じてます。
社会的にも男性の育児参加は進んでいますが、三人のリアルなお話は、出産育児に限らず、多くの方にとって、働き方を見つめ直すきっかけとなるのではないかと感じました。今後も従業員が働きやすい職場、長く働ける職場を目指し、仕事と子育てを両立するための支援や、多様な労働条件の整備に取り組んで参ります。
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