
手土産にぴったりの、手づくりプリン専門店 かじはらの土鍋プリン
手土産にもぴったりの土鍋プリンに、旬のモモを使ったプリン。常時12~15種類が並び、好みのプリンに出合える。同社のプリン職人・梶原大輔さんは「食べた人が笑顔になれるプリンが目標」と笑みを浮かべる。

季節限定のモモを使ったプリン。春にはイチゴを使ったものが…

どれにしようか目移りしちゃうショーケース
100以上あるレシピの中から時季に合わせたものを製造する。「こんなプリンを作ってほしい」というさまざまな人からの声がレシピのヒントだ。プリンそれぞれにファンが付いているという。買い物客の半数は男性。職場や家族への手土産に喜ばれるようだ。

ファンの多い、ティラプリン

甘いのが苦手な人にもオススメの珈琲プリン

あっさりおいしいレアチーズプリン
2010年に県内初のプリン専門店としてオープンした。きっかけは妻で同社代表・智恵さんが梶原さんの誕生日に作った、ホールケーキ大のカスタードプリン。「おいしい」とほめられた智恵さんが、友人への手土産にもマグカップに入ったプリンを持参したところ「仕事にしてみたら」と勧められた。
プリン職人を務める梶原さんは、鹿児島城西高校調理科の出身。夫婦二人三脚で商品化にこぎ着けた。当初は企業向けの訪問販売でスタートさせたが、梶原さんの誕生日の2カ月後には店舗を構えた。

会社名にもなっているかじはらプリン
会社名にもなっている「かじはらプリン」は夫婦にとって始めの一歩となった味。生クリームを使っているため、表層は固め、食べ進めるとトロッとした食感が楽しい。甘く、ほろ苦いカラメルとの相性もいい。
「面白いものを作り続けたい」と梶原さん。地元の食材や、旬のものを使った商品づくりに力を入れる。プリンに欠かせない卵は南九州市知覧産。人気の「オーストリッチエッグプリン」は、霧島産のダチョウの卵を使用し、バニラアイスにも似た味わい。舌触りはなめらかだ。

”断面萌え”を意識したショート缶。旬のフルーツを使う
近頃は“断面萌え”を意識した「魅惑のショート缶」も好評という。食べて笑顔、作って笑顔になれるプリン―。アイデアは尽きない。

かわいい外観が目印♪