
1日10食限定、季節のランチプレート
国道226号を車で南下、鹿児島市喜入地区へ向かった。「瀬々串小前」の信号を右折、小学校を過ぎて5分ほどの高台にある一軒家を目指した。
「お薦めは店内からの景色と1日10食限定の季節のランチプレート」とオーナーの西村かおりさん。靴を脱いで店内に入ると、鹿児島湾と桜島、大隅半島が一望できる。

季節のランチプレートを景色と共に
この日のプレート(1,300円)は野菜のテリーヌや焼きタケノコなど8品。夫の眞吾さんが調理を担当し、近所の農家や自家栽培による野菜を中心にした料理は女性に人気があるという。
ランチプレートにプラス300円で提供するデザートは、ケーキ屋やレストランでパティシエを務めたかおりさんが担当。一番人気はクレームブリュレで、シフォンケーキやタルトなど常時7種類を用意する。デザートには裏の畑で露地栽培したイチゴを使い、自家製ベーグルのオープンサンドなど、手作りにこだわったメニューがそろっている。

自然の景観も楽しめる店内
オープンは2020年9月。眺めのいい場所でカフェを開きたいと「1年かけて探した」とかおりさん。どこに座っても景色が見えるよう、フローリングの床に直接座る形にした。
同地区には市観光農業公園(グリーンファーム)や道の駅も。指宿方面へのドライブ途中に立ち寄りたい。

緑に囲まれた店舗