喫茶 シェーン

鉄板スパゲティをレトロな喫茶店で。店名は「あの」映画から…

2024/2/28 11:00

喫茶 シェーン

店名の由来である西部劇映画「シェーン」のポスターが飾られている


1977(昭和52)年創業の喫茶店。アメリカの西部劇映画「シェーン」のファンだった夫が開いた店を、田代ツユ子さんが一人で切り盛りしてきた。「お客さんに恵まれ、支えられ、楽しんで続けてこられた」と振り返る。

喫茶 シェーン

ポスターやドライフラワーが目を引く


店内にはシェーンのポスターのほか、猫好きのツユ子さんのために客が買ってきた土産物が並ぶ。木製のテーブルと椅子は客が手作りしてくれた。

喫茶 シェーン

創業時から変わっていない、卵を敷いたイタリアンスパゲッティ


イタリアンスパゲッティ(700円)は、熱い鉄板に薄く卵を敷き、その上にパスタをのせる。ピーマンやニンジン、タマネギが入った長年変わらない味。コーヒーはサイホンで丁寧に入れる。

喫茶 シェーン

ミートスパゲッティ


当初は喫茶のみだったが、「アルコールを置いて」「歌いたい」との要望を受けて、夜はスナックとして営業するようになった。以前、カラオケで使っていた音楽再生装置「8トラ」のテープが何本も保管され、昭和の雰囲気を残す。「時代は変わったが、元気なうちはずっと店に立ちたい」とほほ笑んだ。

喫茶 シェーン

今も店に残る、カラオケで以前使っていた通称「8トラ」のテープ


薩摩川内市東郷町斧渕264

営/11:00~24:00(予約状況によって変動)
P/あり
休/不定休

※情報は記事公開日現在のものです。

※料金など、店舗にてご確認ください。


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