神の湯食堂

看板メニュー「みそちゃんぽん」は、美人の湯に隣接の食堂で

2024/10/11 10:00
さつま町紫尾の紫尾区営大衆浴場に隣接するふれあい館内に、「神の湯食堂」がオープンした。一帯にはしばらく食事どころがなかったこともあり、評判も上々。管理人の松﨑文也さんは「これから寒くなるので温泉と合わせて温かい食事も味わって」と話す。

神の湯食堂

看板メニューのみそちゃんぽん


紫尾出身の松﨑さんは大阪でホテルの料理人などを務めて約40年過ごし、2年前に兄弟を看病するためUターン。2024年4月から、自治公民館の委託を受けて浴場と同館の管理人を務める。

同館は地元青果物や加工品の販売、休憩所として利用されてきたが、食堂を求める地元の声も多く一部スペースを改修。8月上旬の開店にこぎ着け、松﨑さんが腕を振るう。

神の湯食堂

紫尾区営大衆浴場横のふれあい館内にオープンした「神の湯食堂」


看板メニューは、町内産をはじめ、5種類のみそをブレンドしたみそちゃんぽん(1,000円)。このほか焼きそばやうどんなど麺類が中心の献立で、ピーマンやタマネギなどの地元食材を積極的に使っている。

50年以上前に祖父も浴場の管理人を務めていたという松﨑さん。「不思議な縁を感じる。新鮮な食材をはじめ、少しでも紫尾の魅力を発信する拠点にしていけたら」と意気込んだ。

神の湯食堂

[関連記事]:紫尾区営大衆浴場|「神の湯」と呼ばれる美人の湯は、紫尾神社拝殿下の泉源利用

薩摩郡さつま町紫尾2165(紫尾温泉神の湯ふれあい館)

営/9:00~17:00(ランチ=11:00~14:00)
P/あり
休/火曜

※情報は記事公開日現在のものです。

※料金など、店舗にてご確認ください。



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