
「鶴せんべい」(左)と「福・ふくれ」
一級菓子製造技能士(和菓子部門)の資格を持ち、全国和菓子協会の「選・和菓子職」に認定された3代目の松元政喜さんが郷土菓子や上生菓子を作っています。

店内
創業は1949(昭和24)年。ナッツ類を使用し、カリッとした食感の「鶴せんべい」(アーモンド、カシューナッツ、黒糖くるみ、ピーナツ、ゴマ各360円)は、油脂不使用の洋風せんべい。割った竹に生地を並べて焼き上げた反りのある形は、出水平野に訪れる鶴が空を舞う姿をイメージしています。
「福・ふくれ(紅甘夏)」(370円)は出水産紅甘夏の蜜漬けを使ったふくれ菓子です。
●贈答品にお薦め:「季節の上生菓子」各320円
上生菓子は2022年に「菓銘をもつ生菓子(煉切〈ねりきり〉・こなし)」として国の登録無形文化財に認定。リッチモン松元の月替わり約10種の上生菓子は、味だけでなく見た目の美しさも魅力。

季節の上生菓子
