
4〜5人前の唐揚げが入ったオードブル(3000円)=鹿児島市鴨池2丁目のからら
肉感と味わいが五感を刺激する。塩をベースに独自調合したタレに秘密があるらしく、約5年の試行錯誤を経てたどりついたという。店主の篠原禎典さん(50)は「隠し味を当ててみて」と、いたずらっぽく笑う。
2023年開店の持ち帰り専門店。店名は「からっ」とした「唐揚げ」に由来し、県内産の鶏肉にこだわる。チューリップ唐揚げ(1本100円)は「懐かしい」と遠方から購入に訪れる客も。容器からはみ出すほどのムネとモモが2個ずつ入った「からら弁当」(600円)は、その年に厳選したコメも一緒に楽しめて、財布にも優しい。

からら弁当(右)とチューリップ唐揚げを手にするスタッフ
「おなかも心も満たし、日々の活力につなげてほしい」と篠原さん。春には鹿児島市の大門口交差点近くに新店舗を出店する予定がある。

ジューシーな唐揚げを持ち帰れる「からら」