
店主の和田哲史さん自慢の煮干し中華そば=鹿児島市のめんやこたん

だしの香りとうまみが売りの煮干し中華そば=鹿児島市のめんやこたん
フラミンゴが描かれた外壁が目を引く。店名は、俗っぽさがなく、さっぱりとした中に趣のあることを表す「枯淡」から取った。シンプルで味わい深い中華そばはもちろん、木目のテーブルが並ぶレトロな内装など、店の雰囲気でも体現。初めて訪れても懐かしく感じる空間だ。

フラミンゴの絵が目印=鹿児島市のめんやこたん
東京の飲食店で腕を磨いた店主の和田哲史さん(54)が、5年前に開業した。「豚骨ラーメンを出す店が多い鹿児島で、中華そば文化を根付かせたい」と意気込む。