南さつま市笠沙の定置網、刺し網漁で取れる魚を中心に提供する。漁師から直接購入するほか、釣り人がハタやネイゴを持ち込むこともある。海直送の新鮮さと価格設定が魅力だ。


　地魚中心に４～７種類を盛る海鮮丼定食はみそ汁、小鉢、サラダ付きで１０７８円。取材日の刺し身定食（１６５０円）はアジの姿造りに、タカエビ、ヨコワ、秋太郎など全７種類。もっちり、コリコリとした歯ごたえや甘みを食べ比べながら堪能できる。


　鹿児島市の天文館で居酒屋店長などを務めた小浜亮平店長（３６）が２０２４年７月に開いた。青いコンテナの店内で、フライ定食（９３５円）、焼き魚定食（同）など約８種類を提供。天候や漁で魚種やメニューが変わる。鮮魚のほか総菜や弁当約１５種類も並べる。