
秀月の加治木まんじゅう
甘酒を混ぜ込んだ生地で小豆あんを包んだ特産の加治木まんじゅうを60年余り作っている。
新福和子さん(91)、谷口敏彦さん(82)の姉弟で営み、1日100個ほど手作りする。4種類を販売し、こしあん、つぶあんが110円で、生地によもぎが入ったつぶあんとうぐいすあんは120円。もちもち感と控えめな甘さが特徴という。

姉弟で1日100個ほどの加治木まんじゅうを手作りする=姶良市加治木
年季の入った店内には、創業者で和子さんの亡夫、貢さんが地元の景色を描いた絵が並ぶ。8月の大雨の影響で通行止めが続く国道10号の網掛橋近くにあり一時客足は遠のいたが、周辺店と黄色い旗を立て活気づいてきた。
