
てのんでランチ(1,200円)。取材時(3月)はちらしずし、深ネギのマリネ、桜島大根の葉の白和え、トウガンのピクルスなど。シフォンケーキは自家製の米粉を使う
敷地内で育てた野菜を使った家庭料理が楽しめる農家レストラン。今村正次さんが定年退職後に「子どもたちに農業体験の場を」と、2021年にオープンした。調理担当の妻・理恵さんと切り盛りする。年間約60種類の野菜を栽培し、田植え、稲刈り、ミカン狩りなどの体験も楽しめる(事前に問い合わせが必要)。
季節によってメニューが変わる「てのんでランチ」は、手作りドレッシングのサラダや小鉢2種、釜炊きのご飯、デザートなどが付く。「季節を感じて、ゆっくりくつろいで」と理恵さん。窓から見える作物や植物を楽しみながら、旬のおいしさを味わおう。

今村正次さん(右)と理恵さん。「てのんで」は鹿児島弁で「一緒に」という意味で「みんなで一緒に育て、食べて、幸せに」との思いから。

畑の野菜は無人販売のほか、自分で収穫し、購入する「畑でお買い物」というサービスも。事前に問い合わせを
▽メニュー
てのんでランチ:1,200円
ピザランチ:850円(+250円でデザートセット)