
桜島マグマ温泉
地下1,000メートルからわき上がる鉄分や塩分が多く含まれる赤褐色の温泉は、名前の通り「マグマ」のようだ。泉質はナトリウム塩化物泉で、51.4度。神経痛や筋肉痛、疲労回復に効能があるとされる。
浴槽に漬かると、海に面したガラス窓から鹿児島湾と対岸の市街地を一望できる。夜は市街地の夜景を背景に錦江湾に浮かぶフェリーの明かりが幻想的だ。
温度調整のため加水しているが、かけ流しを楽しめる。日によって色や湯量も違う。国民宿舎レインボー桜島の筿原営業兼管理課長は「温泉は火山のめぐみ。市街地からも片道15分の船旅を楽しみ足を運んで」と話す。
せっけん類が備え付けられており、観光の途中でも気軽に立ち寄れる。近くの足湯も同じ源泉から湯を引いている。
[南日本新聞 入浴タイムズ]