
あつ湯(右)とぬる湯を備える
45.3度の源泉をかけ流し、あつ湯(44度)とぬる湯(42.5度)で、ナトリウム-炭酸水素塩・塩化物泉を楽しめる。営業後に掃除をして温泉を毎日入れ替える。地下水の水風呂は五右衛門風呂で風情がある。宇都忠良社長は「温度が高めの温泉が売り。私も熱いのが好き」と紹介する。

五右衛門風呂を活用した水風呂
宇都社長によると、温泉は会長を務める地元の地質調査会社・アーステクノの従業員が仕事の疲れを癒やすため、昭和の終わりに利用したのが始まり。「住民に開放を」と13年前営業を開始した。手狭でその後、現在の広さにした。

男湯の入り口

十三奉行温泉と書かれた看板
店名は子どもの頃のこの辺りの地名にちなむ。友人の書家が「十三奉行(じゅさぶろ)温泉」と読み仮名付きで看板に書いた。「ちょっと変わった名前で人目を引くかな」と笑った。

十三奉行温泉
[南日本新聞 入浴タイムズ]