
「家の風呂代わり」と話す常連客も多い地元密着の浴場
元々旅館業を営んでいた先代の故・有園耕一さんが「鹿屋体育大学の開学で街にスポーツ関係者が増える」と一念発起。敷地内の地下約1,100メートルの温泉を掘り当てた。

地下水を使った水風呂
泉質はツルツルとした感触の炭酸水素塩泉。泉温35.8度を42度に沸かしている。リハビリに適した運動浴場や2種類のサウナ室も人気だ。

健康志向の客に人気の運動浴場
10日連続入浴の「皆勤賞」または回数券の表紙3枚を集めると、1回分無料という楽しみ方もある。娘で現社長のあつこさんは「地域密着で昔ながらの銭湯という雰囲気を大切にしたい」と語った。

風呂上がりに一息つける温泉入り口

鹿屋市民から愛されるホテル太平温泉
[南日本新聞 入浴タイムズ]