地下800mから湧くのは、市内では少ないナトリウム炭酸水素塩泉。少し熱めの「美肌の湯」で、とろっとした感触が体を包む。飲むと、成分が「濃いめ」なのがよく分かる。

少し熱めの「美肌の湯」。とろっとした感触が体を包む
タイル張りの浴室や小ぶりのサウナはピカピカ。「小さな温泉だから、手入れには気持ちを込めている」と宏二さん、絹代さん夫婦。
早朝から交代で番台に入り、午後10時の閉店後に磨く。「湯船を磨かないといけないから、普段はシャワーばかり」と笑う2人だが、すべすべの肌が泉質を何より証明している。
[南日本新聞 入浴タイムズ]