
五右衛門風呂と浴槽がある浴室
子どものころに家族で通っていた管理人の藤村政勝さんは「町中と違って森の中にあり、空気もうまい。まさに大自然をゆったりと味わえる場所」と話す。

屋久島総合自然公園の森の中にある「ゆのこの湯」
源泉の温度は20度ほどの冷泉。毎回お湯を入れ替え、予約時刻に合わせ沸かしている。泉質は単純硫黄泉。神経痛、筋肉痛、疲労回復などに効能があるという。まきで焚く五右衛門風呂に入ると、昔にタイムスリップできる。
白谷雲水峡でトレッキングをした帰り道に、身も心も癒やしくれる隠れた名湯だ。
[南日本新聞 入浴タイムズ]