通りやすく車止め柵16基撤去 ベビーカー、手押し車に配慮 スピード改善 鹿児島市・谷山緑地

2021/07/05 22:06
【取材前】ベビーカーや車いすなどが通りにくかった谷山緑地の車止めの柵=鹿児島市
【取材前】ベビーカーや車いすなどが通りにくかった谷山緑地の車止めの柵=鹿児島市
 鹿児島市の谷山緑地にある車止めの防護柵が「通りにくい」との読者の声と、「県と協議の上、対処を考えたい」とする指定管理者の県造園事業協同組合の反応を6月27日付の紙面で紹介した。県と造園組合によると、同30日までに柵全57基のうち16基を撤去した。

 造園組合が、2~3基ずつ並ぶ柵の1基を場所により撤去し、ベビーカーや車いす、手押し車などが通りやすくなった。コンクリートで固めてあり柵が動かせない3カ所については、対処法を検討している。

 県と造園組合は「通りやすくなった自転車がスピードを出す恐れがある」として、しばらくは安全性をチェックする考え。危険と判断した場合は、柵を戻す可能性もあり、外した柵はまとめて保管している。

 7月2日現在、外した柵の穴がまだ開いている場所もあるので注意が必要。8日までに、原状復帰しやすい樹脂製のキャップで穴をふさぐ予定という。
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