原発、コロナ 7人論戦

本社で立候補予定者 三反園知事は不参加
2020/06/21 10:00
県知事選に立候補予定の青木隆子氏、伊藤祐一郎氏、八木一正氏、武田信弘氏、有川博幸氏、横山富美子氏、塩田康一氏(左から抽選順)=20日夜、鹿児島市の南日本新聞会館
県知事選に立候補予定の青木隆子氏、伊藤祐一郎氏、八木一正氏、武田信弘氏、有川博幸氏、横山富美子氏、塩田康一氏(左から抽選順)=20日夜、鹿児島市の南日本新聞会館
 南日本新聞は6月20日、25日告示の鹿児島県知事選挙の立候補予定者による座談会を鹿児島市の南日本新聞会館で開いた。立候補を予定する8人のうち現職を除く7人が参加し、新型コロナウイルス対策や川内原発の運転延長を巡り、それぞれ持論を述べ合った。

 出席したのは元鹿児島大学特任助教の有川博幸氏(61)、前九州経済産業局長の塩田康一氏(54)、前知事の伊藤祐一郎氏(72)、岩手大学名誉教授の八木一正氏(70)、医師の横山富美子氏(73)、元民放アナウンサーの青木隆子氏(57)、元高校教諭の武田信弘氏(66)。現職の三反園訓氏(62)は公務多忙を理由に参加しなかった。
 新型コロナ対策では医療、検査、隔離態勢の充実のほか、観光・飲食業などの支援強化に向けた財源確保策、オンライン教育の充実といった幅広い考えが示された。川内原発の運転延長では見解が分かれた。

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