自民党鹿児島県連は６月２０日、鹿児島市で定期大会を開いた。地元選出国会議員や党員ら約３００人が集まり、７月１２日投開票の県知事選で推薦する現職の三反園訓氏（６２）＝無所属＝の必勝を期し、総力戦で臨むと決めた。
　森山裕県連会長（衆院鹿児島４区）は戦後最多の８人が知事選への立候補の意思を表明している状況に触れ、「選挙は１人しか選べない。気持ちを整理し、自民党と県政の中枢を担う県議団が推薦したことを重く受け止めて戦わなければ」と訴えた。大会には三反園氏も出席し、２期目への意欲を述べた。
　役員改選では森山氏の会長再任を決め、選挙対策委員長には園田修光氏（参院比例）が就いた。「新型コロナウイルスの終息と経済立て直しを図り、安心安全な日常を取り戻し、組織総力を挙げ知事選に勝利する」との大会宣言を採択した。
　その他の執行部役員は次の通り（敬称略）。
　副会長　小里泰弘、外薗勝蔵、堀之内芳平、禧久伸一郎、川越桂路、宝来良治▽幹事長　日高滋▽幹事長代理　長田康秀▽総務会長　上門秀彦▽政務調査会長　大久保博文▽組織委員長　田畑浩一郎▽広報委員長　小幡興太郎▽党紀委員長　山田国治▽青年局長　郷原拓男▽女性局長　志摩れい子▽選対副委員長　金子万寿夫、永井章義