【写真グラフ 海に眠る九七艦攻・二・】機体腹部に格納されていた車輪 戦後76年経た今もゴムの弾力が残っていた

2021/06/09 13:13
■タイヤの残骸。今もゴムの弾力が残っている=8日、西之表市国上沖
■タイヤの残骸。今もゴムの弾力が残っている=8日、西之表市国上沖
〈ルポ〉

  終戦76年。種子島北端の喜志鹿(きしが)崎沖(西之表市国上)の海底で静かに眠る旧日本海軍の主力機、九七式艦上攻撃機(九七艦攻)。機体引き揚げを前に8日、ダイバーによる事前調査に同行した。

 海底の砂地にむき出しになっているのは、主翼の一部と機体の腹部だけ。車輪のタイヤには、今もなおゴムの弾力が残っていた。

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