保護者らにお礼を述べる塗木哲哉監督=奄美市の名瀬港
九州地区高校野球大会で準優勝し、来春の選抜大会出場をほぼ確実にした大島高校の選手らが14日早朝、地元・奄美市に帰り着き、保護者らからねぎらいの歓迎を受けた。
一行は13日夜、鹿児島市をフェリーで出発し、翌午前5時ごろ、奄美市の名瀬港に到着。ターミナルでは「祝準優勝」の横断幕が掲げられ、保護者ら約50人が拍手で出迎えた。
決勝で本塁打を放った2年の美島永宝選手の父、和文さん(61)は「みんなよくやってくれた。息子の姿が1回りも2回りも大きく見える」と目を細めた。
塗木哲哉監督は「応援が力となり、決勝まで勝ち上がれた」と感謝。武田涼雅主将は、島内外からの応援にお礼を述べ「決勝で負けた悔しさを忘れず、甲子園で勝てるように頑張る」と気を引き締めた。