「キッズフリマ」開催などで連携するHONEYTHINGの赤池慶彦代表(右)と南日本新聞社の佐潟隆一社長=鹿児島市の南日本新聞会館
南日本新聞社は28日、子供だけのフリーマーケット「キッズフリマ」を手掛けるHONEYTHING(東京)とパートナーシップ契約を結んだ。外部企業の技術や発想を取り入れ、新事業創出や事業革新を目指す「鹿児島アクセラレーター」の一環。
キッズフリマは、売り手も買い手も小学校3~6年生。不要になったおもちゃや本などの売買を実際に体験し、楽しみながらお金の扱い方や接客マナーを学べる。
同日、鹿児島市の南日本新聞会館で調印式があり、HONEYTHINGの赤池慶彦代表(49)は「子供たちの金融リテラシーやリユースへの意識、コミュニケーション能力の向上に貢献したい」と話した。南日本新聞社の佐潟隆一社長は「NIE(教育に新聞を)の取り組みの一環として、地元の子供の健全育成に貢献できれば」と話した。
第1回キッズフリマは5月5日、鹿児島市のセンテラス天文館で開く。その後、県内全域での開催を予定している。
アクセラレーターではほかに、クリップス(東京)と共同でインターネットの実演販売「ライブコマース」を通した県特産品の販売も手掛ける。7月23日に第1回を配信する。