鹿児島全共を応援する水田アート=曽於市末吉
10月に鹿児島県で開かれる全国和牛能力共進会(全共)での地元勢の活躍を応援しようと、曽於市末吉の高松地域活動隊の約30人が取り組んだ水田アートが見頃を迎えている。
広さは縦90メートル、横30メートル。6月末に赤米や黒米など7種類の餅米を植え付け。順調に生育し「2022 めざせ全共 日本一 かごしま黒牛」の横文字が浮かび上がった。大きな黒牛の姿もくっきり。
活動隊は当時のニュースや話題を題材に2010年からアートに挑戦。昨年は「新型コロナに負けるな」と表現した。隊長の加治木正昭さん(67)は「前回大会に続いて日本一の栄冠を勝ち取ってほしい」とエールを送った。餅米は10月末に収穫し、市内の道の駅などで販売する。