【桜島大正噴火とは】58人が犠牲、噴煙の高さ1万メートル

2024/01/10 11:46
活発な活動が続く桜島の南岳山頂火口=2024年1月8日、本社チャーター機から
活発な活動が続く桜島の南岳山頂火口=2024年1月8日、本社チャーター機から
 1914年1月12日に発生し、58人が犠牲となった。噴煙の高さは1万メートルを超えた。火山灰や軽石、溶岩など噴出物の総量は、富士山の1707年宝永噴火の約3倍に相当する20億立方メートルに上る。次の大噴火につながるマグマの蓄積が進み、大正噴火前の水準に戻りつつあるとされる。規模も被害も国内で20世紀最大の噴火。

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