ロッテの2軍キャンプは2025年春から都城に 市は屋内競技場や6人立ちブルペンなど受け入れ環境を整備

2024/01/23 17:15
都城運動公園の完成予想図を持つ池田宜永都城市長(右)と高坂俊介千葉ロッテ球団社長(同球団提供)
都城運動公園の完成予想図を持つ池田宜永都城市長(右)と高坂俊介千葉ロッテ球団社長(同球団提供)
 宮崎県都城市の池田宜永市長とプロ野球ロッテの高坂俊介球団社長は22日、千葉市のZOZOマリンスタジアムで共同記者会見し、ロッテの春季2軍キャンプを2025年2月から、秋季キャンプを同年11月から、都城運動公園で実施すると発表した。

 同市は25年1月までに、野球場に付帯する屋内競技場(4464平方メートル)、6人立ちブルペン(723平方メートル)、サブグラウンド(5350平方メートル)を新規整備する。サブグラウンドは26年までにさらに1600平方メートル拡張予定。

 ロッテは現在、春季2軍キャンプを1軍と同じ沖縄県・石垣島で、秋季キャンプを本拠地のZOZOマリンスタジアムで実施している。高坂社長は「チーム強化を最大の目的に変更を決めた」と述べた。

 都城市では2023年から、巨人3軍が高城運動公園で春季キャンプを実施中だが、25年以降は未定。市は都城運動公園野球場の改修を終えた20年秋から、新たなキャンプ球団誘致に乗り出した。池田市長は「受け入れに支障が出ないよう施設整備を進めるとともに、スポーツによる地域活性化をますます促進する」とコメントした。

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