浅瀬に乗り上げた土砂運搬船=15日午前6時40分ごろ、瀬戸内町須手(古仁屋海上保安署提供)
14日午後9時55分ごろ、鹿児島県瀬戸内町須手の瀬戸埼付近で、那覇市の土砂運搬船「第七太海丸」(915トン)から「風に流され浅瀬に乗り上げた。船首区画に浸水しているが、差し迫った危険はない」と118番があった。
古仁屋海上保安署によると、船体は安定し油の流出は確認されていない。けが人や体調不良者はいないものの、乗組員6人が船にとどまっている。台風13号接近に伴い大島海峡に避難中だった。
現場は瀬戸埼から約100メートル沖。座礁時は土砂は積んでいなかった。