街頭演説する立憲民主党の小川淳也幹事長=12日、鹿児島市中央町
立憲民主党の小川淳也幹事長が12日、鹿児島市で街頭演説した。石破茂首相の裏金問題への対応に触れ「裏金を『不記載』と言い逃れようとしているところに石破さんの変節ぶりが象徴されている」と訴えた。
小川幹事長は「この12年、極めて国家主義的な政策と汚職が繰り返されてきた」と指摘。政権交代によって「政治を浄化」した上で、少子高齢化やエネルギー問題、物価高といった「日本の構造的な問題を解決に向かわせる」と約束した。
衆院解散については「石破さんは自民党を変えようとしたのかもしれないが、党によって彼こそが変えられてしまった」と批判。国民の間には不信感が広がっており「(政治への)諦めと闘う。日本に選択肢を作りたい」と述べた。