「かごしまの宝箱プリン」と開発したチームKARENリーダーの今村亜希さん=16日、鹿児島市の県JA会館
JA鹿児島県経済連グループの女性職員らでつくる「チームKAREN」が、プリン専門店「かじはらプリン」(姶良市)とコラボし、茶やサツマイモといった県産食材を使う「かごしまの宝箱プリン」を開発した。チーム結成10周年の記念企画。19日に鹿児島市である「経済連グループフェスタ」でお披露目する。
味は2種類で味や食感の異なる5層仕立て。「おいも」は、紫イモの粉末とゼラチンを混ぜた層や安納芋ペーストの層を重ねて食感の違いにこだわり、輪切りしたサツマイモを乗せて甘めの味に。「抹茶」は鹿児島抹茶の最高級品種「桜」を使い、しっかりと苦みを感じられるよう仕上げた。
主に経済連グループで生産した原材料を使用。チームの9人が商品名やレシピを考案した。リーダーの今村亜希さん(48)は「てん茶(抹茶の原料)もサツマイモも鹿児島が生産量日本一。県外の鹿児島フェアでも提供し、魅力的な食材を広めたい」と話した。
ショート缶入り700円、フタが透明のプリンパフェが550円。今月下旬から順次、一部のAコープやかじはらプリン、おいどん市場(鹿児島市)などで販売する。