鹿児島県日置市は21日、複数の女性職員の体を触るなどセクハラ行為を繰り返したとして、50代の男性参事補兼係長を停職3カ月の懲戒処分とした。
市によると、男性参事補は2023、24年度にかけて勤務時間中に市役所内で、女性職員の体を触ったり、性的な発言をしたりした。女性が8月に上司に相談して発覚した。男性参事補は「セクハラ行為とは思わず、軽率な行動をしてしまった」などと弁明している。
上司の課長や元課長を訓告処分、部長を厳重注意とした。永山由高市長は「行政の信頼を大きく損ねたことをおわびする。再発防止と信頼回復に取り組む」とコメントした。