生徒が考案した日置市の特産品を使ったメニュー
日置市の鹿児島城西高校調理科「クッキング部」の2年生4人が、日置の特産品を使った料理の開発に挑戦している。11月13日にインターネット動画の生配信でお披露目する。4人は「普段できない経験ができる。食材豊かな日置を盛り上げたい」と意気込んでいる。
生配信は日置市の特産品を紹介・販売するライブコマース「ひおきと秋穫祭2024」。世界を旅する人気ユーチューバーらが、生産者や生徒と掛け合いながら特産品の魅力を伝える。4人は番組中で出演者が試食する料理を作る。
9月中旬から日置の特産品を調べ、試作を続けた。中釜碧皇(みこ)さんが特産のイチゴを使った冷製スープ、大迫菜々美さんが東シナ海で取れたツキヒガイとタイを使ったタルタル、坂ノ下零さんがツキヒガイの貝柱と牛肉を使ったパイ包み焼き、福山晴己さんが秋太郎(バショウカジキ)のカルパッチョを考案した。
10月下旬の試作では、食材の重ね方を工夫したり、ソースの添え方を試行錯誤したりした。坂ノ下さんは「自分が考えた料理を多くの人に見てもらえる。本番は喜んでもらえるよう頑張りたい」と話した。
番組は南日本新聞公式ユーチューブなどで午後6時から生配信する。4人の開発したレシピは南日本新聞ホームページの特設ページ
https://373news.com/_kikaku/livecommerce/hioki2024/で公開する。