南日本中学生英語弁論大会で最優秀賞に輝いた鹿児島第一中学校1年の金丸めいかさん=3日、鹿児島市の南日本新聞社
第43回南日本中学生英語弁論大会(南日本新聞社主催、南日本カルチャーセンター協力)の本審査が3日、鹿児島市の南日本新聞社であった。1次審査を通過した13人が「勉強する理由」について考えを披露し、最優秀賞に鹿児島第一中(霧島市)1年の金丸(かねまる)めいかさんが選ばれた。
参加者は、受験への向き合い方や、家族・友人からの励ましで勉強意欲を高めた経験などを、身ぶり手ぶりを交えて伝えた。
金丸さんは県青少年国際協力体験事業で7月にカンボジアを訪問。内戦で勉学の機会を奪われた過去や、初等教育の留年、退学率の高さを知り、学ぶ環境の大切さを訴えた。ホストファミリーと同じ言語で会話できるようになるため、英語学習を続けたいと述べた。
金丸さんの発表内容は南日本カルチャーセンターのホームページ(www.mncc.jp)で近く公開される。
他の入賞者は次の通り(敬称略)。
優秀賞 池水桂花(鹿児島純心女子2年)中村愛美(大崎3年)▽努力賞 平林由衣(西紫原3年)上西園和沙(鹿児島純心女子1年)山本梨央(垂水中央1年)