ツワブキ
7日は二十四節気の「立冬」。暦の上では冬が始まるとされる。鹿児島県内は6日、北から高気圧が張り出し、冷たい空気が入りやすくなった影響で、平年並みの気温に下がった。最低気温はさつま町で8.9度、伊佐市で9度、鹿児島市で14.7度を観測するなど各地で今季最も低くなった。
鹿児島市観光農業公園グリーンファーム(同市喜入一倉町)のキャンプ場では、黄色い花が鮮やかなツワブキが咲き始めた。橋口亮園長(45)は「虫の少ない季節となりキャンプ客も増えた。ツワブキは森の雰囲気に彩りを添えてくれる」と話した。
鹿児島地方気象台によると、7日はさらに気温が下がり、鹿児島市の最低気温は13度になる見込み。週末には天気が崩れ、最低気温は19度前後に戻ると予想されている。