自民党鹿児島県議の瀬戸口三郎氏(曽於市区)と寿肇氏(大島郡区)の政治団体が、2022年に党県連から受け取った交付金50万円を政治資金収支報告書に記載していなかったことが16日分かった。この日までに県選挙管理委員会へ訂正を届け出た。
「瀬戸口三郎後援会」と「寿はじめ後援会」。両団体とも3月に受けた30万円と5月の20万円を記載していなかった。それぞれ24年10月23日付、11月5日付で収支報告書を訂正した。
いずれも県連からの問い合わせで判明したとし、瀬戸口氏は「確認不足によるミス。再発防止に努める」。寿氏は「会計責任者の引き継ぎがうまくできていなかった。同様のことがないよう気を付ける」と話した。
政治資金規正法は、政党からの交付金を収支報告書に記載するよう義務付けている。