雪化粧した紫尾山頂付近=19日、出水市武本(さつま町の許可を得て撮影)
鹿児島県内は19日、上空の寒気の影響で冷え込んだ。霧島市牧之原で1度、鹿児島市で3.8度を観測するなど、5つの観測地点で今季の最低気温を記録した。
さつま町と出水市にまたがる紫尾山(1067メートル)の山頂付近では同日朝、樹木や上宮神社の鳥居が雪化粧していた。さつま町柏原の最低気温は12月下旬並みの1.2度、伊佐市は県内で最も低い0.1度だった。
鹿児島地方気象台によると、20日朝は高気圧に覆われ、放射冷却の影響でさらに気温が下がる。予想最低気温は鹿児島市で2度、鹿屋市は0度となっている。