全国高校サッカー選手権開幕 8年ぶり出場の鹿児島城西、あす29日に初戦「準備は万全、序盤に流れ持ってきたい」

2024/12/28 20:30
元気に入場行進する鹿児島城西の選手=国立競技場
元気に入場行進する鹿児島城西の選手=国立競技場
 第103回全国高校サッカー選手権は28日、東京・国立競技場で開幕した。鹿児島県代表の鹿児島城西は29日、1回戦で金沢学院大付(石川)と戦う。

 開会式後に行われた1回戦で15大会ぶり出場の帝京(東京B)が京都橘に2-1で競り勝ち、2回戦に進んだ。前半にラビーニがCKに頭で合わせて先制。後半に一時は追い付かれたが、宮本の得点で勝ち越した。

 29日は首都圏8会場で、鹿城西戦など1回戦の残り15試合が行われる。2大会連続5度目の制覇を狙う青森山田や、強豪の流通経大柏(千葉)は31日の2回戦から登場する。

 準決勝は来年1月11日、決勝は同13日に国立競技場で実施される。



 開会式が東京・国立競技場であり、8年ぶり8度目の全国選手権となる鹿城西は47番目に入場した。選手たちは、はつらつとした表情で行進。旗手を務めた藤吉主将は「素晴らしい雰囲気だった。次は試合でここに立ちたい」と同会場で戦う4強進出へ決意を新たにした。

 式後は千葉県のサッカー場に移動して調整。日が傾いて冷え込む中、1時間半汗を流した。ゴール前に迫る攻撃の形や連係確認に時間を割き、試合さながらの軽快な動きで好調ぶりを見せた。

 「いい感覚で体が動き、雰囲気も良かった。準備は万全」とDFの福留。「球際や競り合いで上回り、序盤に流れを持ってきたい」と意気込んだ。
(結果詳細は南日本新聞でご覧になれます)

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