保安検査場前に列をつくる搭乗客=4日午前、霧島市の鹿児島空港
最長で9連休となる年末年始の休みをふるさとで過ごした帰省客らのUターンラッシュが4日、ピークを迎えた。霧島市の鹿児島空港では、東京や大阪行きの便が終日ほぼ満席となり、出発ロビーは混み合った。「また遊ぼうね」「体に気をつけて」。帰省客らは荷物や土産を手に、友人や家族に見送られて鹿児島を後にした。
埼玉県草加市の会社員山下直哉さん(42)は都城市の実家で5日間過ごした。「紅白歌合戦を見たりおせちを食べたりと、ゆっくりできた」と話し、おい2人と別れを惜しんだ。家族と霧島や桜島を観光した神戸市の小学1年河野芽依さんは「温泉が熱くてびっくり。全部楽しかった」と笑顔を見せた。