激励会で花束を受け取る井上一樹監督(右)=18日、鹿児島市のサンロイヤルホテル
鹿児島市の鹿児島商業高校出身で、プロ野球の中日監督に就任した井上一樹さん(53)を激励する会が18日、鹿児島市の鹿児島サンロイヤルホテルであった。同校OBや出身地・霧島市の関係者ら約500人が集まり、新監督の活躍を願った。
新たに発足した後援会「鹿児島一樹会」の主催。鳥井ケ原昭人会長はあいさつで「背番号99は背水の陣で臨む気持ちの表れだと聞いている。強いドラゴンズを築いてほしい」と期待。現役時代に登場曲を作成した姶良市出身のミュージシャン・こういちさんが新応援曲「男流~2025~」を披露すると、「一樹コール」が起こり盛り上がった。
会場では直筆サイン色紙やタオルなどが当たる抽選会、写真撮影などがあり、井上監督は参加者と笑顔で交流していた。
井上監督は「原点である鹿児島に足を運び英気を養えた。皆さんからいただいた愛情、勇気、元気、気合を大切にチームを指揮したい。鹿児島弁での応援を待っている」とあいさつした。