南日本文学賞、16編が1次選考を通過 2月初旬に最終候補を発表〈1次通過作品の一覧あり〉

2025/01/21 07:00
 2024年度南日本文学賞(南日本新聞社主催)は20日までに1次選考を終えた。小説・文芸評論部門は小説11編、詩部門は5編が通過した。それぞれ44編、16編の応募があった。2月初旬に最終候補作(6編程度)を発表する。本選考会は3月1日、鹿児島市の南日本新聞会館で開き、作家の青来有一氏、町田康氏、詩人の三角みづ紀氏の3選考委員が審査に当たる。

 1次選考を通過した作品は次の通り(受け付け順)。

 【小説・文芸評論部門】需水「修学旅行」、中山佐紀「わたしは美しい」、田中聡「みすゞの場合」、鳩村澪「隣人を食む」、真木ダイク「虚仮(こけ)の一念」、あみやたかし「真夏の変態」、恵アイラ「階段」、中園雄太「馬鹿よ貴方は」、炉炉「揺らめいて、琥珀」、園田芳香「まある」、桐木平十詩子「スポンジボール」

【詩部門】あみやたかし「ボウフラジャンプ」、岡村梨枝子「カカ、暮れかたの川原」、広底友里恵「二度寝ほか」、馬場広大「臨海射幸」、前田勉「雲の向こうに二番星」

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