祖父が住む島の海を守りたい…小学3年生が写真で訴えた「わたしのまちの○と×」、全国コンで入賞「思い伝わる」

2025/01/22 06:33
受賞作「大好きなきかい島の海」の「○」写真(出光興産提供)
受賞作「大好きなきかい島の海」の「○」写真(出光興産提供)
 鹿児島県鹿屋市の寿北小学校3年の上岡咲翔さんが、本年度の環境フォト・コンテスト「わたしのまちの○と×」(出光興産主催)の小学校部門で銅賞に選ばれた。祖父が住み、よく遊びに行く喜界島の海がテーマ。受賞を喜び、「この海を守ることに役立ちたい」と話す。

 小中高生と高専生が対象で、「○」(いつまでも残したい)と「×」(すぐにでも改善したい)の風景写真2枚1組で募った。上岡さんは美しい海を「○」、岩場のごみを「×」と感じ、家族のスマートフォンで撮影。昨年12月に審査結果が公表され、海の魅力と共に環境問題への意識の高さが伝わると評価された。

 家族の勧めで初めて応募した上岡さんは「広くて青く、きれいな喜界島の海が大好き。岩場のごみに気づき、何かしたいと思った。拾ったごみを何かに使えないか考えたい」と語った。

 コンテストは20回目で、1万1716件の応募があった。入賞作品は専用ホームページで公開している。

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