桜島大噴火の兆候と警戒範囲を携帯メールでチェック! 鹿児島市の緊急速報システム2月1日運用スタート 避難伴う噴火警戒レベルへの引き上げあれば自動配信

2025/01/31 06:30
 桜島の噴火特別警報を携帯電話に一斉送信する緊急速報メールについて、鹿児島市は、大規模噴火の兆候の有無を明記した運用を2月1日に開始する。気象庁の特別警報は大規模噴火だけでなく、火口周辺の居住地域への噴石飛来も対象にしているため、違いを明確にして混同を防ぐ狙いがある。

 市危機管理課によると、緊急速報メールは、噴火警戒レベルを特別警報に当たる4(高齢者避難)か5(避難)に引き上げた際に携帯電話会社を通じて自動配信する仕組み。警報の文面を自動的に要約変換するシステムに改修し、警戒範囲と大規模噴火の兆候の有無を加えた。

 脇田浩任課長は「市街地側の市民にとって、影響があるかどうか分かりやすくなる。メールを見て自分の行動につなげてほしい」と話している。

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