回転ずし店利用した15人が嘔吐や下痢、発熱 調理従事者2人からノロウイルスを検出 南さつま市

2025/01/31 19:59
〈資料写真〉ノロウイルスの電子顕微鏡像(国立感染症研究所ホームページより)
〈資料写真〉ノロウイルスの電子顕微鏡像(国立感染症研究所ホームページより)
 鹿児島県は31日、提供したすしなどで食中毒が発生したとして、南さつま市の回転ずしチェーン「はま寿司南さつま店」に2月1日から2日間の営業停止命令を出したと発表した。2~34歳の男女15人に嘔吐(おうと)、下痢、発熱の症状があり、うち4人と調理従事者2人の便から遺伝子型が同じノロウイルスが検出された。

 県生活衛生課によると、同店は26日、マグロやサーモンのにぎりずし、麺類を9団体27人に店内、持ち帰りで提供。同日中に全員が食べた。症状が出た15人は全員快方に向かっている。店は29日から営業を自粛している。

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