展示された自衛隊の機動戦闘車の前で写真を撮る家族=薩摩川内市の陸上自衛隊川内駐屯地
鹿児島県薩摩川内市の陸上自衛隊川内駐屯地は、創立39周年の記念行事を開いた。訓練披露や車両の試乗体験があり、約3000人の来場者でにぎわった。
同駐屯地には隊員約500人が所属する。イベントでは2日、隊員が武器を持った敵を鎮圧したり、装甲車を使って地雷のある区域に進入したりする訓練を披露した。車両の試乗では資材運搬車や高機動車に家族連れらが乗り、災害時などに応急的に架ける橋を渡った。約20台の車両展示や制服の試着もあった。
油圧シャベルの操作体験をした亀山小学校3年の向原奏翔さんは「上下に動かすのがとても難しかった。自衛隊の人たちがかっこよかった」と話した。1日は同市の国道3号でパレードもあった。