カフェに遊歩道、ドッグランやグランピングも…鹿児島港本港区ウオーターフロントパークで「できたらいいな」のアイデア発表

2025/02/13 11:30
聞き取り調査での提案を基にした本港区緑地のイメージ図。今後の利活用を特定するものではない(鹿児島県提供)
聞き取り調査での提案を基にした本港区緑地のイメージ図。今後の利活用を特定するものではない(鹿児島県提供)
 鹿児島港本港区再開発の具体案について意見交換するエリアまちづくり懇談会が12日あり、鹿児島県はウオーターフロントパーク(緑地)について「早ければ2025年度末に事業者公募を始めたい」とし、事業化する方針を示した。本港区活用アイデアの聞き取り調査結果も公表、飲食店や遊歩道整備の提案が寄せられている。

 県は昨年11月、応募があった建設、宿泊、クルーズ船運航、金融機関など県内外18事業者に聞き取り調査をした。緑地には10者が参入意欲を示し、ドッグランやグランピング施設、駐輪場なども提案。本港区まちづくり推進室は懇談会後、25年度は採算性なども考慮したより具体的な聞き取り調査を実施予定と話した。

 北ふ頭についても、カフェ・飲食店や遊歩道を設置したいとの提案があり、県は事業化に向けた検討を続ける。同ふ頭の旅客ターミナルでは、老朽化対策やクルーズ船受け入れ環境整備の観点から、トイレや空調、エレベーターの改修を計画。25年度は設計に着手する方針と説明した。

鹿児島のニュース(最新15件) >

日間ランキング >